編:桜城蘭
アキバのアイドルに会える⁉メイドカフェ探訪 ~蘭の夢、桜の城に宿る【#2】~
舞台は雨の秋葉原

この日はあいにくの雨。
私はJR秋葉原駅前で傘を差し、ある場所へ共に向かう連れを待っていた。
電気街北口を背にして駅前の景色を眺めていると、目の前には立派なガラス張りの巨大ビル群がそびえ立つ。かつての「アキバ」らしい風景はすっかり影を潜め、今では「東京の一街区」という印象さえ漂っている。


そんな「東京の一街区」の様相を帯びた秋葉原も、かつては「アキバ」の名にふさわしい独特な街であった。戦後には電気部品の露店が立ち並び、電気街としての地位を築いた秋葉原。家電やパソコンが普及すると共に、ここは日本随一の電気・電子の集積地となった。
1990年代には、アニメやゲームといったヲタク文化の拠点へと変わり、秋葉原はマニアが集う「聖地」として国内外に広く知られるようになり、2000年代には観光地化が進むと同時に、ヲタク文化が一般化し始め、秋葉原の個性は徐々に変化していく。
そして今、再開発による大規模ビル群が立ち並び、秋葉原はヲタクの町というよりも、「新しい東京の姿」を象徴する街へと変貌を遂げつつあるのである。
しかし、今もなおこの街には他の都市にはない唯一無二の魅力的なスポットが残っているのも確かだ。本記事は、そうした場所で輝きを放つ秋葉原のヲタク文化の一つを体験した記録である。
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”アキバのアイドル” がいる街
そもそもこの街を訪れた目的は、記事タイトルにもある通り「メイドカフェ(メイド喫茶)」に行くことだ。「メイドカフェ」と言えば秋葉原、というわけである。
この記事に目を通して頂いている方の多くは、「メイド」という言葉自体は見聞きすることがあっても、普段の生活ではあまり意識する機会がないのではないだろうか。では、この「メイド」は秋葉原という街にとって、どのような存在なのか。
ある人はこう言う。
メイドって言ったら、まぁ”アキバのアイドル”みたいなもんですからねぇ
ねぇ~、それはちょっとねぇ~…、世間は許してくrえゃすぇんよ…。世間は許してくrえゃすぇんよ
何が「許してくれない」のかとか、そういうことは一旦置いておいて…。
メイドと言ったら”アキバのアイドル”みたいなもの
そう。「メイド」とは、ここ秋葉原という街にとって”アイドル”みたいな存在であり、その「メイド」に会える場所が「メイドカフェ」なのである。
それでは、スーパーざっくりな「メイド」の印象を掴んでもらったうえで、体験記をご覧頂く前に、まずは「メイドカフェ」についての簡単な紹介をしようと思う。
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メイドカフェ(メイド喫茶)とは
Wikipedia先生が言うには「メイドカフェ(メイド喫茶)」の説明はこうだ。
メイド喫茶(メイドきっさ)、若しくはメイドカフェ(英語: Maid cafe)とは、メイドになりきった店員が、客を「主人」に見立てて給仕などのサービスを行う喫茶空間のことで、主に日本に展開し存在する飲食店の一種である。
メイド喫茶 – Wikipedia
上記の説明にあるように、通常の飲食店とは異なり『メイドになりきる』『客を「主人」に見立てて給仕などのサービスを行う』といった「コンセプト」があることが「メイドカフェ」における大きな特徴の一つである。
このような何かしらの「コンセプト」を持った飲食店は「コンセプトカフェ(通称:コンカフェ)」と呼ばれ、2025年現在において「メイドカフェ」から派生した「コンカフェ」の数は秋葉原エリアだけで約400店ほど、日本全国に目を向ければ約2,000店を超える数の店舗数があるようだ。1
コンセプトカフェ(コンカフェ)の種類
秋葉原エリアだけで約400店と、非常に多くの「コンカフェ」があるわけだが、その「コンセプト」の数も多岐にわたる。
以下はほんの一例2であり、今もなお時代に合わせた「コンセプト(例:AIを搭載したメイド型ロボット3 等)」を取り入れた「コンカフェ」が次々と現れ、その勢いは留まることを知らない。
- メイドカフェ
- 男装カフェ
- 忍者カフェ
- 執事カフェ
- 学園系カフェ
日本が世界に誇る文化となった「メイドカフェ」
では、「コンカフェ」の起源である「メイドカフェ」の歴史はどこから始まったのか。そのルーツを探るうえで重要なメイドカフェや、主要なメイドカフェを紹介していく。
CURE MAID CAFÉ
現在の常設型メイドカフェの起源となったのが、2001年に秋葉原に開業した「CURE MAID CAFÉ」4である。
「CURE MAID CAFÉ」は癒し空間をコンセプトとし、クラシカルなメイド制服を身に着けたスタッフが給仕するというスタイルをとっているが、その他は一般的な喫茶店と大きな違いはない。そのため、所謂「萌え~(※1)」なメイドカフェのイメージとは異なり、ヲタクスピリッツを有していない方でも訪れやすい点が特徴である。
また、同メイドカフェではアニメやゲームとのタイアップが多く、特に「ラブライブ!」や「冴えない彼女の育て方」などの作品を愛するファンにとっては聖地となっている。5678
(注)※1 … 「萌え~」は、後述の「あっとほーむカフェ」発のグループ「完全メイド宣言」が「ユーキャン 第22回 2005年 新語・流行語大賞」にてトップテンを受賞したワード9
あっとほーむカフェ
次に、数ある「メイドカフェ(メイド喫茶)」の中でもダントツの人気を誇り、メイドカフェの王道ど真ん中を行くのが「あっとほぉーむカフェ10」だ。筆者が思うメイドカフェ界の絶対王者である。
「あっとほーむカフェ」は、2004年8月に秋葉原の地に誕生し、2024年に20周年を迎えた老舗メイドカフェで、なんと400名を超えるメイドが所属する大人気のメイドカフェなのである。2025年現在、国内に11店舗(※2)を構えており、2025年春には名古屋の大須に新規店(2フロア)をオープンする予定であることが発表されている。11
また、実店舗に加えてバーチャル世界にも「バーチャルあっとほぉーむカフェ」というサービスを展開しており、スマホを使ってバーチャルメイドと音声会話や写真撮影を楽しむことが出来るなど、実店舗に足を運ぶことが難しい方でも気軽に「メイドカフェ」を体験することが出来る。12
「あっとほーむカフェ」と言えば、前述した「萌え~」をはじめ「萌え萌えきゅん」などの言葉を生み出し、世間がイメージする「メイドカフェ」の礎を築いてきた存在と言える。
秋葉原では、コンカフェ店員による「ビラ配り」の光景をよく目にするが、同メイドカフェでは同様の行為を一切行わないことで、メイドカフェの世界観を保ち、「メイドカフェ文化」「萌え文化」の地位向上にも寄与している。その徹底した姿勢が、王者たる所以とも言える。1314
更に、でんぱ組.inc(アイドルグループ)の元メンバーである「夢眠ねむ」さん、「成瀬瑛美」さんや、BAND-MAIDのメンバーで、ギター・ヴォーカルを担当する「小鳩ミク」さんなど、数々の著名人が同メイドカフェの出身者として名を連ねており、多くの才能が集まる魅力が注目されている。
このような長い歴史と実力を持つ「あっとほーむカフェ」には、2017年には訪日観光客が月に約5,000人も訪れており15、日本国内のみならず海外からも注目される存在となっている。
(注)※2 … 秋葉原本店(3F、4F、5F、6F、7F)、秋葉原ドンキ店、AKIBAカルチャーズZONE店(L、R)、大阪本店(1F、2F、3F)
めいどりーみん
メイドカフェが海外からの注目が高い存在となっていることはここまでで既に述べたが、来店客として訪日観光客の割合が多く、特にその中でも数多くの韓国人観光客が訪れているというのが、前述2つのメイドカフェと同じく秋葉原にも店舗を構える「めいどりーみん16」だ。17
「めいどりーみん」は、国内・海外で20店舗を展開する日本の人気メイドカフェの一つで、韓国で人気のYouTuberが日本のメイドカフェを紹介したことをきっかけに注目度が高まり、同メイドカフェが日本の定番観光地の一つになったとのこと。
今では、コロナ禍前と比較して倍以上となる月に約1,300人の韓国人観光客が来店するといい、現在では来店客の半数が韓国人観光客だという。18
このように、日本国内のみならず世界中からも注目される「メイドカフェ(メイド喫茶)」発祥の「コンカフェ文化」は、日本文化の一つとして認知される存在となっている。
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いざ、メイドカフェへ
それでは、当記事の趣旨に係る説明や「メイドカフェ」に関する簡単な紹介もしたところで、今回の目的地は…。
ココ!!

「ドッ…、ドンキッ…!?」
……間違いなく、東京都千代田区外神田4丁目にある「驚安の殿堂 ドン・キホーテ 秋葉原店」が本日の舞台である。
何故、「メイドカフェ」でドンキなのか。答えはこの「店舗入口」のその先にある。

ちなみに、ドンキ公式キャラクターである「ドンペン」がかぶっているのは「ナイトキャップ」。19これ豆。
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「驚安の殿堂 ドン・キホーテ 秋葉原店」へ入店
以下はドンキ秋葉原店のエスカレーター付近に設置されているフロアガイドだ。

本日はここの5階にある・・・。


「あっとほーむカフェ 秋葉原ドンキ店(※3)」へGO
(注)※3 … オープン当時は「@ほぉ~むカフェ」表記だったが、その後のロゴリニューアルやSEO対策に伴い表記が改められた。2021
エスカレーターを取り囲むAKB48の歴史
ドンキに入店後、エスカレーターに乗るとまず目に留まるのはこれだ。






壁中に、皆様ご存じ国民的アイドルグループであり、「会いに行けるアイドル」のコンセプトでおなじみ「AKB48」のポスター等が掲げられている。この風景はエスカレーターに乗っている間ずっと続く。
何故「AKB48」のポスター等がこれだけ大々的に掲げられているかというと、ここ「ドン・キホーテ秋葉原店」の8階には、「AKB48」の本拠地ともいえる同グループの専用劇場である「AKB48劇場」22があるのだ。
メイドカフェ界の絶対王者である「あっとほーむカフェ」の店舗があるだけでなく、日本のアイドル文化を象徴、牽引し続けてきたトップグループ「AKB48」の劇場まであるとは、ここ「ドン・キホーテ秋葉原店」はとんでもないヲタクの聖地である。
なお、同劇場は老朽化に伴う劇場のリニューアル工事を2024年の9月~12月にかけて実施し、2024年12月8日には新劇場のリニューアルセレモニーが行われた。23
それに合わせて、前述した入口~エスカレーターに続く風景もリニューアルされており、現在では以下のようになっている。








そして、「AKB48」の歴代CDジャケットなどを眺めながらエスカレーターに身を委ねていると、あっという間に目的地がある5階に到着。

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インパクト抜群「巨大壁面広告」
エスカレーターを5階で降り、店舗入口へ向かう途中の通路、壁一面に「あっとほーむカフェ」の広告が設置されており、これがかなりのサイズ感。
壁面広告の一部がその手前に設定されたガチャガチャで隠れてしまっているが、4名のメイドさんがカルーセル エルドラドと思しきメリーゴーランドと共に写っている。
エスカレーターを降りてから店舗までの距離はほんのわずかであるが、そこまでのわずかな距離においてもこのような演出が施されており、驚安の殿堂という強烈な世界観の中で、その存在感をはっきりと示そうとしている。なおのこと、手前のガチャガチャがじゃm…。

4名のメイドさんは、写真の左から、プレミアムメイドのかにぱんさん(※4)24、スーパープレミアムメイドのChimuさん25、プレミアムメイドのあいくさん(※5)、スーパープレミアムメイドのれなちさん26、である。
メイドさんの名前の前についている「プレミアムメイド」や「スーパープレミアムメイド」というのは、「あっとほーむカフェ」のメイドにおける役職であるのだが、詳しくは後程説明する。
(注)※4 … 2019年6月に卒業。27
※5 … 2019年11月に卒業。28
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「あっとほーむカフェ ドンキ店」に到着
王道メイドカフェの世界観が溢れるエントランス
遂に「あっとほーむカフェ ドンキ店」に到着。
既にお客さん(”ご主人様“、”お嬢様“)が待機列に並んでいるので、最後尾に並ぶ。(この日は平日昼間の時間だったが、10名程度が既に列を作っていた)
【あっとほーむカフェ用語集】
「あっとほーむカフェ」においては、男性客のことを”ご主人様”、女性客のことを”お嬢様”と呼ぶ。29

しばらく待機し、列が進むと店舗前の壁に設置された掲示物により利用料金や一部のメニューを事前に確認することができる。
このタイミングで事前にどのような料金体系になっているか、どんなメニューがあるのかを確認しておくと、”ご帰宅“後の行動がスムーズだろう。
と言いつつ、せっかくの体験記でもあるため、簡単にではあるが「入場料」等の利用料金に係る説明について触れておこうと思う。
【あっとほーむカフェ用語集】
「あっとほーむカフェ」に行くことを”ご帰宅”という。30
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明朗会計、安心・安全な王道メイドカフェ価格
”ご帰宅”するための「入場料」は以下のとおり。60歳以上の方や、学生の方は入場料が安くなる。このシステムはB宝館も同様である。(ただし内容は異なる)
入場料
- 大人 : 780円
- 60歳以上 : 580円
- 大学/専門大学生 : 580円
- 高校生・中学生 : 380円
- 小学生・未就学児 : 無料
そもそも「カフェの料金とは別に入場料がかかるの?」と思われる方もいるかもしれないが、ここ「あっとほーむカフェ」はメイドカフェである以上に、一つのテーマパーク31である。この特別な空間で過ごす時間はタダではないのだ。。。
ちなみに、初回の来店時における入場料は上記のとおりだが、2回目以降の来店時には割引価格が適用される。そのあたりの説明については後述する。
また、上記の「入場料」に加え、一般的なカフェ等と同様にワンドリンクのオーダーが必要なのだが、最もリーズナブルな価格のドリンク(700円)をオーダーした場合、「入場料」と合わせても「1,480円」ということで、「1,500円」でお釣りがくる。都心のカラオケで1時間も過ごせば、室料とドリンク代で同程度の金額となることから、特別高いと感じるような値段設定ではないだろう。


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ちょいクセ強ストーリーが堪能できる ”エントランスムービー”
メニューを眺めながら待っていると、徐々に待機列が進み「次はもう自分の番!」というところまできて視界に入るのが、以下写真に映るゴージャズな額縁に収められたディスプレイ。

このディスプレイでは「エントランスムービー」というものが流れており、内容は以下のとおり大きく分けて2つシーンで構成されている。
- 離陸直前の機内で、通話中の外国人男性(「ご主人様」と思われる)の発したあるセリフに、客室乗務員が怪訝な表情を浮かべるシーン。
- 自宅である”お屋敷”、および自身に仕える”メイド”のことをすっかり忘れているという「ご主人様」に対し、スーパープレミアムメイドのChimuさんが色々なことを思い出させるために説明をするシーン。(「あっとほぉーむカフェ」での過ごし方を簡単に説明するシーン)
内容の紹介がド下手過ぎる感が否めないが、あながち間違っていないと思うので、気になる方は是非現地で映像を堪能してもらいたい。
”ご帰宅”の予定がだいぶ先で…という方については、「あっとほーむカフェ」の公式YouTubeチャンネルに当該映像がアップロードされているので、こちらで先に視聴するのも良いだろう。
「あっとほぉーむカフェ 秋葉原ドンキ店」の店舗前で流れているエントランスムービー
【あっとほーむカフェ用語集】
「あっとほーむカフェ」の「ご主人様、お嬢様」のお家のことを”お屋敷”という。32
さて、エントランスムービーも堪能したところで、いよいよ本日の目的地である「あっとほーむカフェ」にいざ”ご帰宅”…。

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”お屋敷 に ご帰宅”
ここからは、「あっとほーむカフェ」に入場(”ご帰宅”)してからの模様をお伝えしていくわけだが、その前に一つだけ補足説明。
前ページでは待機列で順番待ちをしている状況を記していたが、待機中に店内からやってきたスタッフ(”妖精さん”)から、このような質問をされる。
「キーカード(または認定証)をお持ちですか?」
「キーカード(または認定証)」というのは、「あっとほーむカフェ」における会員証のようなものであり、初めて”ご帰宅”した際に全ての”ご主人様”、”お嬢様”に対して進呈されるカードである。(「あっとほぉーむカフェ」の”ご主人様”、”お嬢様”であることの証)
【あっとほーむカフェ用語集】
「あっとほーむカフェ」で働くメイド以外のスタッフを”妖精”という。33
なお、「キーカード」と「認定証」を併記している理由を簡単に記載すると、元々は「認定証」が長らく使用されてきたのだが、2024年8月に同メイドカフェが創業20周年を記念し、従来の「認定証」を「キーカード」にリニューアルしたのである。
基本的な役割は変わらないが、「これまで築いてきた想いや価値観を大切にしつつ、新たなる世界観へステージを移します。」というコメントともに、2024年12月17日(火)から運用の変更が周知されている。34
ということで、現状は「キーカード」、「認定証」のどちらも利用者がいるという状態であるため、どちらかを持っているか聞かれる、というわけである。
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”ご主人様・お嬢様” である証
「キーカード(または認定証)」にはランクが定められており、”ご帰宅”を重ねることで「ブロンズ」から「シルバー」へ、「シルバー」から「ゴールド」へといった形でランクアップしていくのだ。(”ご帰宅”1回につき、1ポイントが加算される仕組み)
そして、ランクに応じた「入場料の割引」や「メイドさん達からの特別なプレゼント(※6)」など様々な特典を受けられる、というシステムだ。35
(注)※6 … 例として「ゴールド」の場合、通常のメニューにはないフード(通称”まかない”)が注文できる等がある。
「キーカード(または認定証)」に関する詳細は、以下公式サイトにて確認が可能である。

なお、筆者はなかなか家に帰らないタイプの主人であることから、「認定証」のランクは「クリスタル」に留まっている。

ここまで“ご帰宅”前の説明が長くなったが、ここからは本当に“ご帰宅”後の内容である。
エントランスで迎えてくれたメイドさんから「おかえりなさいませ!ご主人様!」と声をかけられ、ついに店内(お屋敷内)へ入る。
出来れば店内(お屋敷内)の写真盛沢山でお送りしたいところではあったが、「エントランスムービー」にてスーパープレミアムメイドのChimuさんからの説明にもあったとおり、写真を撮影する際は色々と気を付けなければならない。(まだ見ていない方には伝わらない話)
最大限気を使って撮影した結果、この後出てくる写真は基本的に飲食物が中心となってしまうが、その点についてはご了承願いたい。
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怒涛のメイドカフェ全開メニュー
まず、席に案内されるとメイドさんがメニューを持ってきてくれる。「あっとほーむカフェ」のロゴと同じ形をしたユニークなメニュー表だ。
メニューは「フード」、「ドリンク」、「アミューズメント」の3つで構成されている。前者2つは一般的なカフェと同様であるが、ここは「メイドカフェ」。最後の「アミューズメント」は、他にはない「メイドカフェ」ならではのメニューである。
この中から、実際にオーダーしたメニューを写真付きで振り返っていきたい。

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フード・ドリンクメニュー
メニューを開くと、いきなり「メイドカフェ」の世界観に満ちた風景が広がる。
どれもこれも普通のカフェでは堪能できないメニューばかりではあるが、案外フードメニューの種類は少なく、通常オーダーできるフードは、定番のオムライスとカレーの2種類(3品)である。


ちなみに、当記事の冒頭で触れたとおり、筆者は今回「連れ」と共に帰宅しているのだが、人の3倍は食す「連れ」に頑張ってもらい、フードメニューは3品全てをオーダー。2名だから頑張って3品ではなく、食すのは3食すべて「連れ」である。
1番手は「ぴぴよぴよぴよ♪ひよこさんライス」だ。
ケチャップライスの上に鎮座するオムレツを開いた後に待っているのがメイドさんのお絵描きである。


「何を描いて欲しいですか?♪」
そう問われた「連れ」の答えは「じじじじじ…じゃぁ!ちちちちち…ちいかわっ!」
「えー…、上手に描けるかなぁ…。」

…そして、完成したのがこちら。

オムライスとナゲットにケチャップで描かれた「モモンガ(漫画・アニメ作品「ちいかわ」のキャラクター)」と「もえ」のアート。お見事である。
お絵描きが完了すると、メイドさんから「このままでも十分美味しいのですが、ご主人様にはもっともぉ~っと美味しく召し上がって頂きたいので、愛込めしたいと思います♪」と言われる。
「愛込め」とは何か。深く考える必要はない。共に愛込めするよう要求されるため素直に従おう。
おいしくなぁ~れ♪萌え萌えきゅぅぅ~~~~んっ!♪
この時の動作も決まっていて、両手でハートを作り、その状態で「萌え萌え」と言いながら手を左右に動かし、最後に「きゅーん」という言葉と共に、手で作ったハートを料理に向ける。
これで料理が美味しくなるというのだから、たまには帰宅すべきと思わさざるを得ない。


このノリで2番手。お次は「わんわんカレーらいちゅ」だ。
ビーグルやダックスフンドなどの犬を連想させる垂れ耳がハンバーグで表現され、顔にあたるライスの下にはチーズで作られた骨が配置されている。顔の周りには、ブロッコリーや星型のニンジンが彩りを添えており、メイドカフェが作り上げるメルヘンな世界観がギュッと凝縮されたような一品である。
こちらのメニューについては、オムライスのようなお絵描きがないため、「連れ」は1回目でやり方を覚えた愛込めを難なくこなし、瞬く間に胃の中に放り込んでいった。

3番手は「萌え萌えピンクカレー💕 ~ピュアラリ∞キュアラリ魔法のじゅもん~」という、フードメニューのラストを飾るに相応しいメニュー名と、その佇まいに圧倒される。
テーブルに届けられるのは、カレーのルーが入ったハート型の器と、あっとほーむカフェのロゴマークを模したライスが乗った器、そして小ぶりなサラダ皿という3点セット。


こちらのメニューも、これまで同様に愛込めをして…と思いきや、なんとその前に魔法を唱えるというのである。何のためかというと、今はまだ普通の色をしているカレールーを、メニュー名にあるとおり「ピンク色」へと変えるためであるという。
そして、そのような説明を受けた後に渡されるのが、このステッキ。

このステッキを「ピュアラリ∞キュアラリ」と唱えながら8の字に動かし、「ピンク色になーれ♥」と言ってから「えい!」とステッキをルーの入った器に向けるのだ。
するとびっくり以下のとおり、カレーのルーがピンク色へと変わったのである。(変わる前を見ていないというクレームは受け付けない)

魔法詠唱による驚くべき現象を目の当たりにした後、これまでと同様に愛込めを行い、やっと「連れ」の出番である。
「ちょっと少ないっすね。」という感想と共に3食目となるピンクカレーは、一瞬の内に彼の胃袋の中へと消えていった。


食事を終えたら、当然の如く「デザート」のオーダータイム。
どのメニューも期待を裏切らない、見た目的にもゴージャスなパフェや、パンケーキが並ぶ。


3食目のフードを食べる時までは「ちょっと少ないっすね。」と余裕をかましていた「連れ」だが、時間経過とともに腹が膨れてきたようで、「やばい…。ちょっと満腹感出てきた…。」というコメントと共に2品のデザートをオーダー。
デザート1品目は「もふもふトイプー♥ケーキ」である。
写真を真上から撮影しているため、非常にわかりづらいのだが、横から見るとパンケーキの厚みがかなりあり、人によってはこれだけでお腹いっぱい、ということになりかねないサイズ感である。
商品名のとおり、このパンケーキは「トイプー」、即ち「トイプードル」をイメージした一品である。
キレイに焼きあがったパンケーキの表面に、チョコソースで目と頬、ホイップクリームで鼻が模られており、顔の左右にはボリューム感たっぷりのホイップクリーム(チョコレート)で、トイプーの可愛らしい耳が表現されている。
他に「わんわん🐾」と書かれたホワイトチョコのプレート、そしてフルーツの盛り合わせまで付いてきて、非常に満足感のある仕上がりとなっている。

そして、デザート2品目であり、食事として最後のメニューが「ちょっぴりビターな片思い♥パフェ」だ。
チョコケーキ、ホイップクリーム、チョコレートアイス、ピンク色でハートを模した板状のチョコレート…。「パフェ」とは、フランス語で「完璧」を意味する「パルフェ(Parfait)」が語源と聞いたことがあるが、最後の締めくくりとして完璧な佇まいである。

「デザートは別腹」と自身に言い聞かせるように見事に5食目となるデザート(パフェ)を完食した「連れ」だが、この後にはまだまだメイドカフェメニューが控えているため、この勢いで次に行きたいと思う。

フードメニューの次は、ドリンクメニューだ。
「Magic Sketch Menu」と記されたページに掲載されているメニューをオーダーすると、メイドさんが目の前でラテアートを披露してくれるという「THE メイドカフェメニュー」となっている。
初めて”ご帰宅”されるご主人様・お嬢様は、是非このメニューをオーダーして、メイドカフェの世界観を存分に味わってもらいたい。

「連れ」チョイスは「あいちゅキャラメルラテ」。
メイドさんのお絵描きといえば、もう既にオムライスで経験をしている。
やはり同じ質問をされる。
「何を描いて欲しいですか?♪」
そう問われた「連れ」の答えは「じじじじじ…じゃぁ!おおおおお…おじゃる丸っ!」
「えー…、上手に描けるかなぁ…。」
…そして、完成したのがこちら。

この小さなキャンバスに、これほどのクオリティで絵を描けるメイドさんの能力には脱帽ならぬ露頂である。
ちなみに、メイドさんによると、ソースによって書きやすい、書きづらい、というのがあるらしく、人によるものの、今回担当して下さったメイドさんはキャラメルソースの方がお絵描きがしやすいそうだ。(他に抹茶ラテに用いられる「抹茶ソース」がある)
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アミューズメントメニュー
最後はお待ちかね、通常のカフェにはないメイドカフェの独自メニュー「アミューズメント」だ。

これまで紹介してきたフードやドリンクで、メイドカフェの世界観を楽しむだけでも十分良いのだが、やはりこういうところに来たら何かしら形に残るものを持ち帰りたい、と思う方も数多くいるだろう。
そんな方々におすすめのメニューがメイドさんと記念撮影ができる「チェキ」だ。
「チェキ」をオーダーすると、以下のようなボードを持ってきてくれる。中を見ると、その日にお屋敷でお給仕をしているメイドさんが把握できるというわけだ。



このボードを見て、一緒にチェキ撮影をしたいメイドさんを伝え、しばらく待っていると「チリンチリ~ン♪」というベルの音と共に、「チェキ撮影でお待ちの〇〇ご主人様~♪」と呼ばれる。

呼ばれたらどうすれば良いか。人によっては恥ずかしいかもしれないが、今回”ご帰宅”したドンキ店の場合、カウンター席に取り囲まれる形で設置されたステージに上がり、チェキ撮影を行う。
沢山のご主人様、お嬢様に囲まれる形でのチェキ撮影となるため、緊張するかもしれないが心配ご無用。
ここに頻繁に帰ってくるご主人様、お嬢様(常連、おまいつ)からすると、見慣れた光景過ぎて何も感じていない。もはや見ていない。安心してチェキ撮影を楽しもう。
チェキ撮影後は、自席でフードやドリンクを楽しみながら、メイドさんが撮影したチェキを持ってきてくれるのを待つのだが、待っている間に、ここまでに何度か記事内に登場した「プレミアムメイド」という存在について説明しておこうと思う。
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「あっとほーむカフェ」のメイドにおける役職
ドンキ店に向かう途中の壁面広告に写るメイドさん4名を紹介した際にも書いたのだが、名前の前についている「プレミアムメイド」や「スーパープレミアムメイド」というのは、「あっとほーむカフェ」のメイドにおける役職である。役職は他にもあるので以下に簡単な説明を記載する。3637
- 新人メイド
-
あっとほーむカフェのメイドになりたての存在である。「あっとほぉーむカフェ」は地区ごとに複数店舗が存在するが、新人メイドの期間中は特定の1店舗のみでお給仕することはなく、秋葉原地区であれば、ドンキ店や本店など複数の店舗でお給仕をし、次で紹介する「見習いメイド」になると仮店舗に所属し特定店舗でのお給仕をするようになる(一般的な会社のように研修期間を経て、配属先が決まるようなイメージだ。ちなみに、この時期を”ぐるぐる期間”と呼ぶことがある)。また、メイドさんはX(旧Twitter)での情報発信をしているが、最初からいきなり個人アカウントを与えられるわけではなく、運営会社から最低限のネットリテラシーを叩き込まれてから使用が解禁される模様。38
- 見習いメイド
-
ある程度のことができるようになると、新たなメイド服を授かり、新人メイドから見習いメイドへ昇格する。この時には仮店舗が決まっており、見習いメイドになるためにはメイド検定3級(※7)に合格している必要がある。39
(注)※7 … あっとほーむカフェで行われているメイドのお給仕力が試される試験で、3級~1級まである。2級は銀、1級は金のバッジが与えられる。 - 正メイド
-
メイドになって一年が経過し、一人前のお給仕ができるようになると、新たなメイド服を授かり、見習いメイドから正メイドへと昇格する。新人メイド、見習いメイドともにそれぞれ制服があるが、正メイドになると通称「KM服」と呼ばれる正メイド服を身に着けることとなる。(一般的な会社で言えば、副主任~主任クラスといったところだろうか)
- プレミアムメイド
-
メイドの中でも特に優れたお給仕ができ、メイドカフェ利用客(※8)からの評価も高く、魅力に溢れた存在である。自分専用のカラーリボンを身に着けた、特別なメイドさん。ここまで来ると就任イベントが行われたりし、更にチェキやゲームといったアミューズメントの価格が正メイド以下よりも高くなる。(早速、一般的な会社で例えるシリーズが難しくなってしまったが、係長や課長代理クラス、メイドさんによっては実質的に課長~次長クラスか)
(注)※8 … メイドカフェにおいては、その世界観から利用客のことを「ご主人様・お嬢様」と呼ぶ。そのため、通常の飲食店のように来店時に店員が「いらっしゃいませ」と言うところ、メイドカフェの場合は「おかえりなさいませ。ご主人様(女性客の場合は「お嬢様」になる)」と言われるのだ。 - スーパープレミアムメイド
-
プレミアムメイドの中でも更に優れた存在で、誰もが認める、正真正銘の一流メイドである。2025年3月時点では、Chimuさん、れなちさん、ふわるさん40、ゆゆめろさん41、の4名しかいない。42(人数の少なさから言って、もはや部長や事業部長クラスといって差し支えないかもしれない)
- レジェンドメイド
-
その名のとおり「伝説」。これはただ一人、hitomi43さんのことである。「あっとほーむカフェ」を象徴する現役メイド歴19年44のレジェンドメイドさんであり、同メイドカフェの運営会社である「インフィニア株式会社」の執行役員CBO(Chief Branding Officer)という顔も持つ。
そんなこんなで、少々マニアックにメイドさんの説明をしたところで、「お待たせしましたぁ~♪」と、チェキへのお絵描きを終えたメイドさんが自席までチェキを持ってきてくれたのがこれだ。

モザイク凄すぎて何が何だかわからん。
そう思われる方もたくさんいるかもしれない。ただこればかりは仕方ないのである。
このチェキは、エントランスムービーでも大活躍のスーパープレミアムメイド・Chimuさんと、フード・デザート合わせて5品をたいらげた「連れ」の2ショットチェキなのだが、チェキは二人の中にしまわれておくべき大切な思い出であるため、インターネットという大海に晒すわけにはいかないのである。
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リアル帰宅
チェキの受け取りまで終えたら、今回の体験記を兼ねた”ご帰宅”は以上である。
この後は、”お家賃”をメイドさんが回収しに来るので、現金やクレジットカード、PayPayなどのQRコード決済にて支払いを行う。
我々はメイドを雇うほどの財力を持ちながら、家賃を支払っているのだ。まさかの賃貸物件であったことに最後の最後に気が付かされるあたり、現実は厳しいのだと思い知らされる。
最期に「滞在時間」について触れておく。基本的には1時間となっているのだが、店内の混雑状況により、1時間を超える場合もあるが、その際の追加料金は一切発生しないので心配無用だ。このような点からも、近年問題視されている悪質なぼったくりコンカフェ45とは一線を画している。
家賃の支払いを終えた後は、オーダーしたメニューがすべて完了しているか(チェキ撮影やアミューズメントのゲームがすべて終わっているか、届いていないフードやドリンクはないか)を確認し、問題なければメイドさんが出入り口までお見送りをしてくれる。
【あっとほーむカフェ用語集】
「あっとほーむカフェ」では、入場料のことを”お家賃”という。46
さいごに
いかがだったろうか。
今では大分メジャーになったメイドカフェ文化ではあるが、まだまだこの世界を知らない方も沢山いると思う。
この記事を見て「なんだか面白そう」と思った方は是非メイドカフェに足を運んでみてもらいたい。
また、B宝館にはメイドカフェに関連したコレクションとして、メイドの「フィギュア」も展示されている。メイドカフェという文化を通じて当館を知って頂き、そこに展示された様々なコレクションから、興味の幅が広がっていくようなことがあれば非常にうれしい限りである。


桜城蘭

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