編:桜城蘭
夏目漱石と鼻毛 ~ニコちんの徒然日誌【第ニ拾七段】~
作家は一人で黙々と机に向かって作業をする関係上、手いじりが酷いことが多く、かの夏目礎石は執筆中に鼻毛を原稿用紙の上に並べることがあったと効いたことがあります。
自分も流石に鼻毛は抜きませんが、顔を触ったり頭を掻いたり、作業を行っていると手持無沙汰で体のあちこちを触ってしまいます。
感染症予防が高らかに叫ばれる昨今、自分のやっていることはあまり、と言うよりかなり許されないことだと思うのですが、中々止められません。
昔の画家が、よくパイプを咥えて絵を描いていたのはある種合理的なのだと思いました。
口寂しさ、手寂しさ?を解消でき、気付け薬として優秀、しかもパイプなので灰が落ちず原稿用紙を汚すこともないという、優れモノだったんですね。

記事を書いた人
すたっふ山田

名前
すたっふ山田(読み:すたっふやまだ)
人物紹介
B宝館 来館者誘導係。
当館の入口横に陣取り、入館者を受付に誘導する役目を担っている。
また、HNとして「ニコチアーナ・フブキ」を名乗り、当館の公式Facebookページの管理・運営、コレクションコラムの執筆を担当している。
本人からのコメント

初めまして。すたっふ山田です。
分からないことがあれば、当館入口横におりますので、気兼ねなくお声がけ下さい。
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