編:桜城蘭
身軽・身重 ~ニコちんの徒然日誌【第拾九段】~
ふと思ったことがあります。
女性が妊娠していることを「身重(みおも)」と言いますが、その反対語は身軽で良いのか?と。
確かに赤ちゃんがお腹の中に居なければ身軽にはなるでしょうが、それでいいのか?そもそも身軽と身重という言葉は、一体どちらが先に存在していたんだ?と言うことを考えると、興味が尽きません。
ところで、最近は何というか、かなり凹む事が良いです。
そういった時には、自分は身軽になって行っているんだ、と考えるようにしています。
成功や高評価を得ることは何より大変気持ちのいいことですが、それは漆喰を体の周りに塗りたくるような、重しを足に着けるような、ともかく柔軟性を失うことに繋がりかねません。
得たものを失いたくない、名声に傷を付けたくないとする心理が働き、段々と行っている内容が陳腐なものになっていく人達を見てきました。
それと比べれば、勝手に抱いていたプライドやこだわりが打ち砕かれていく方が、幾分マシだろうか、と解釈しています。
(ルサンチマン全開なのは承知しています)
たった一つの人生。せめて自分の舵取りは、自分自身で行えるようにしたいです。

記事を書いた人
すたっふ山田

名前
すたっふ山田(読み:すたっふやまだ)
人物紹介
B宝館 来館者誘導係。
当館の入口横に陣取り、入館者を受付に誘導する役目を担っている。
また、HNとして「ニコチアーナ・フブキ」を名乗り、当館の公式Facebookページの管理・運営、コレクションコラムの執筆を担当している。
本人からのコメント

初めまして。すたっふ山田です。
分からないことがあれば、当館入口横におりますので、気兼ねなくお声がけ下さい。
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