著:桜城蘭
編:桜城蘭
ホットドリンクは、体を温めるためだけに飲んでいるわけじゃない ~蘭の夢、桜の城に宿る【#5】~
ホットドリンクは、体を温めるためだけに飲んでいるわけじゃない ~蘭の夢、桜の城に宿る【#5】~
冬になると、毎年助けられているもの
セブン‐イレブンでは今、
対象のホットドリンクを1本買うごとに、次回使える50円引きのレシートクーポンが1枚もらえるキャンペーンをやっている。
対象のホットドリンク購入で、次回使える50円引きクーポンをプレゼント!対象のホットドリンクを1本買うたびに、次回使える50円引きレシートクーポンが1枚もらえます。www.sej.co.jp
この時期になると、
「ああ、今年もこれが始まったな」と思う。
去年も、確実にこのキャンペーンに助けられていた。
派手な割引じゃない。
でも、冬の生活の中に静かに差し込まれる、ちょうどいい支えだ。
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暖かくても、ホットドリンクを選ぶ理由
僕は、真冬だけホットドリンクを飲むタイプじゃない。
割と暖かい時期でも、コーヒーやお茶、紅茶はホットを選ぶことが多い。
理由は単純で、
胃腸を冷やしたくないから。
冷たい飲み物を飲んだとき、
体の奥が一瞬だけ静まり返るあの感覚が、どうも苦手だ。
だから、選べるなら自然とホットになる。
そうなると、冬場はもう迷いようがない。
ホットドリンク一択になる。
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割高なコンビニで「ありがたい割引」
コンビニでの買い物は、どうしても割高になりがちだ。
だからこそ、
購入頻度が高いものが割引対象になるのは、生活の実感としてかなり大きい。
しかもこのキャンペーンは、
コーヒーだけじゃなく、お茶や紅茶、甘い系まで選択肢が多い。
「今日はこれにしておくか」と選べる余地があるのがいい。
そして一番うまいのが、
クーポンを使って買っても、また次のクーポンが出てくるところ。
キャンペーン期間中は、
ずっと少しだけ得をし続けられる。
この「少しだけ」という感覚が、
なぜか気持ちを落ち着かせてくれる。
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ホットドリンクは「生活のテンポ」を整える
昔は、ホットドリンクを飲む理由を
「体を温めるため」だと思っていた。
でも最近は、
それよりも 生活のテンポを整えるため に飲んでいる気がする。
カップを両手で包むと、自然と一拍おける。
飲むスピードも、呼吸も、少しだけゆっくりになる。
忙しい日ほど、その一杯が効いてくる。
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50円引きがくれる、小さな許可
50円引きクーポンがあると、
「まあ、いいか」とホットドリンクを選びやすくなる。
これは節約というより、
自分に小さな許可を出している感覚に近い。
今日くらいは、温かいものを飲んでいい。
今日の生活は、これで少し丸くなる。
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他のコンビニにも、同じ匂いがする
ファミリーマートや
ローソンでも、
同じようなキャンペーンを見かける。
ラインナップは微妙に違っていて、
それぞれの「想定している生活」が透けて見えるのも面白い。
どこで買うかというより、
どういう暮らしをしているかが、選択に出る。
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明日もまた、同じ一杯を買う
寒いからでも、
安いからでもなく。
今日の生活を、
ほんの少しだけ整えたいから、
僕はまたホットドリンクを買う。
レシートの下のほうに印字された、
次の50円引きクーポンを眺めながら、
「明日もちゃんと生きる準備ができたな」と思う。

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桜城蘭

人物紹介
B宝館の2代目館長。
そしてそれは、仮の肩書きではなく、真の姿の名である。
桜城蘭がその姿を現すのは、
メディア出演、登壇、式典、その他「これはもう隠れきれない」という
不可抗力のイベントが発生したときに限られる。
その際の姿は、プロフィール写真に写るとおり――
過不足なく、盛りも削りもない“本体”だ。
それ以外の時間、館長は人間界に溶け込む。
名を変え、姿を伏せ、
展示物の影や日用品の隙間に身を潜めながら、
静かにこの世界を観察している。
桜城蘭とは、
前に立つ存在であると同時に、
できるだけ前に出ない存在でもある。
今日もまた、
何も起こらなければ仮の姿のまま。
何かが起これば――
そのときだけ、桜城蘭は姿を現す。
B宝館の扉が開くとき、
そこにいるかどうかは、少し運次第である。













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