編:桜城蘭
ライデン ~ニコちんの徒然日誌【第拾三段】~
自分は昔から朝が弱い……というより、寝られるだけ寝ていたいという潜在的意識が強く、基本的にちょっとやそっとのことでは全く起きません。
何もない日はともかく、学校や仕事がある日はそれでは困るので、実家にいた時は家族に物理的に叩き起こしてもらったりしていました。
では、一人暮らしをしている今はどうしているのか。この問題については、「ライデン」という目覚まし時計を使うことで対策しています。
このライデン、言わずと知れたSEIKOが販売していまして、設定時間が到来すると、大音量のアラーム音が鳴り響きます。
私が使っているものは、電子音ではなく昔ながらのベルを鳴らして音が出るタイプなので、ベルがハンマー的な部品で叩かれることで発生した爆音のアラーム音で、毎日飛び起きています。
調べてみると、日本一修行が厳しいと言われる曹洞宗の永平寺でも、雲水(禅宗の修行僧)たちがライデンを御用達にしているらしいです。
永平寺の雲水たちは、修行の都合で睡眠時間が1時間、2時間になってしまうことも多々あるそうなので、そこらの目覚まし時計では起きられないのでしょう。
そんな厳しい寺で日々頑張る修行僧たちと、同じ目覚まし時計を使わないと起きれない自分は、一体何なのでしょう……
ライデンに頼らず、少しは自分で起きる努力をしたいと思います。

すたっふ山田

名前
すたっふ山田(読み:すたっふやまだ)
人物紹介
B宝館 来館者誘導係。
当館の入口横に陣取り、入館者を受付に誘導する役目を担っている。
また、HNとして「ニコチアーナ・フブキ」を名乗り、当館の公式Facebookページの管理・運営、コレクションコラムの執筆を担当している。
本人からのコメント

初めまして。すたっふ山田です。
分からないことがあれば、当館入口横におりますので、気兼ねなくお声がけ下さい。
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